リーダーとしての適正とはどのようなものなのかを探る

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リーダーの適性

リーダーの適性

信頼される

リーダーは時に人を叱り、人に教えることがあるかと思います。そんな際、自分より優れた人物だと認識しているリーダーであれば、話もすんなり聞き入れる人も、もしそのリーダーが劣っていると感じられていたならばどうでしょうか?
リーダーの適正として、その分野において「知識」「技術」「経験」が優れているということが求められます。 できればこの3つが成熟している人がよいですが、そのうちの一つでも秀でていることが必要だと思います。
ただ、経験ばかりがあって知識と技術が伴わない人、知識ばかりはあるが技術はまったくない素人では、やはり人はついてこないでしょう。
リーダーとなる人、あるいは指名されてなったのであれば、この3つの要素の充足を目指すことは必須条件なのです。

人の意見を聞ける

リーダーは、個を理解し、全体をまとめる役割だと前章でお話ししました。また教育し、指揮していく能動性が求められます。
ですが、そうした能動的な役割を果たすためにもっとも必要なこと、それは「人の意見を聞ける」という受動的な力なのです。
リーダーにとって情報こそ武器。個人の気持ち、周囲の意見、全体の反応、それらの情報収集という意味でも人の話しを聞くことは大切。さらに、指導や教育をする際に、相手が何に対し戸惑っているのか、理解できないのか、不満なのかといった気持ちを聞くことで、相手に伝えることがどの程度響くかということに変化が出てくるのです。
さらにリスク管理においても、人の意見を聞くアンテナは役立ちます。こうして考えていくと、リーダーの仕事の根源に「聞く」と言う行為があるのは理解し易いのではないでしょうか。

待てる

リーダーは、組織を効率的に動かし、利益を出すことが求められます。それが職場である以上、数字や結果など形で求められていくことでしょう。
それとは相対するように思われますが、実は結果を出すために必要なこと、それは「待てる」ということなのです。
例えば、教育の場面で、急いで教えてしまうことは簡単です。しかし、相手に本当に理解させたいのなら、本人が自分でできることを待つことが大切なのです。

「急いては事を仕損じる」という言葉がありますが、人を待つ、タイミングを待つということは、とても重要で、とても難しいことなのです


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